当サイトではアフィリエイト広告を利用しています。
前回は訪問看護ステーションの種類や働き方・お金事情・落とし穴の説明について記事を作りました。
今回はそれを発展させて具体的な働き方を見ていきましょう。
あなたのワークライフバランスにベストマッチな事業所を探していきましょう♪
「訪問看護事業所で働いて効率良く年収を上げたい」「一人で多忙な業務を抱え過ぎたくないなぁ」
などこれから訪問看護ステーションでの勤務を考えている方や今働いている訪問看護ステーションとの比較をしたい方は必見の内容ですよ★
都内随一の訪問看護ステーション事業所数を誇る法人で幹部をし利用者400名規模の訪問看護ステーションの管理をしていたつるかめさんが業界の”本当”について語っていきたいと思います。
この記事で分かること
- あなたに合った訪問看護ステーションの見つけ方
- 訪問看護ステーションのマネジメントサイド目線
- ワークライフバランスの見つけ方
事業所の特徴と働き方
以前の記事で下記の内容をまとめました。
- 運営母体には 医療法人 と 株式会社 とがある。
- 勤務の仕方には 事務所立ち寄り型 と 直行直帰型 がある。
- 給与体系には 固定給与・固定給与+インセンティブ・完全歩合 がある。
医療法人が経営母体の訪問看護ステーション
- 組織母体がしっかりしているのでノルマがあまり無い
- 退院後の患者(利用者)のフォローに行くこともあり医療情報が取りやすい
- 常勤は固定給与、バイトは時給のことが多い
- 基本的に業務の前後に事務所に立ち寄る
株式会社が経営母体の訪問看護ステーション
- 件数=収益の構造が色濃いのでノルマ意識が高い
- スタッフの裁量権が比較的大きくスケジュールなどの自由度が高い事業所もある
- 訪問件数に応じた給与(歩合)設定のところが多い
- 会社によっては直行直帰の勤務スタイルをとっている事業所もある
と、ここまではおさらいです。
次に、どんな人がどんな事業所に向いているのか見ていきましょう★
あなたに合った事業者は? タイプ別4選
医療法人 + 事務所立ち寄り型 + 固定給与
このタイプの事業所の勤務に向いている方は
程よく仕事がしたい 多職種連携や会議などをしっかりと学びたい
方にお勧めです。
医療連携がスムーズで一人で悩まない環境が整っている
医療法人が経営母体の場合の事業所の立ち位置としては
退院後患者さんのアフターフォローなどが視野に入っていることが多いです。
過去に入院しているので医療情報も病院スタッフから収集できるので
在宅で一人で利用者さんと向き合う際のとても強いアドバンテージになります。
また、事務所に立ち寄った際にスタッフ間でのカンファレンスなども
じっくりと行える時間的な余裕があるので一つずつしっかりとステップアップ出来ると思います。
人員についても確保されていることが多いので有給休暇も十分に取得できるでしょう。
訪問件数がそこまで多くない
そして、多くの場合は訪問のノルマ設定が緩いです。
※場所にもよると思いますが、、、
この背景には病院全体での収益を考えた場合、
収益の幹は医師(手術等)で賄えていることが考えられます。
訪問事業が莫大な利益をもたらさなくとも経営全体のそろばんは病院で稼げているため
(病院経営が安定していれば)
過度なノルマや詰め詰めの訪問スケジュールなどをこなさなくとも大丈夫というスタンスですね。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
昔、地域の訪問看護ステーション連絡会に参加した時に
複数の地域で複数の訪問看護士さんがそう言っていたよ。
その代わりにとても質が高くて手厚いサービス提供をしておられた印象だよ。
一人ひとりの利用者の情報収集や担当者会議への参加などはしっかりと行えますし
深堀りした分、手厚いサービスや連携を行えます。
移動環境が充実している
移動に関しても、社用車が用意されていることも多いので
悪天候や長距離の移動に対しても困ることは少ないと思います。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
悪天候の時は車があると助かるよね。
それ以外に普段の業務で恒常的に遠方に訪問に行かないとならない時は
本当に助かるよね。日々の体力や時間の節約になるしね。
給与相場
給与は地域差はありますが、都内ではおおむね25万~30万円くらいが相場です。
(一部、インセンティブが付くところもあるかもしれません。)
経営サイドからすると病院スタッフとの著しい差別化はできませんし、
出ていくお金(人件費)を一律に管理できる方が運営の収支がコントロールしやすいので
固定給与で支給されているところが多いです。
賞与はあっても昇給は期待できないところが多いです。
病院が事業縮小などを行わない限りは潰れることはないので
長くゆっくりと働きたい方にはお勧めと言えるのではないでしょうか★
総評
- 休みやすさ ◎
- 忙しさ △
- 移動手段 ◎
- 給与 ×~△
- 将来性 ◎
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
給与面の浮沈みはなく安定的★
地域連携もしっかりと学べて
過密スケジュールに追われることもない
運営体制は魅力だよね★
ただし、昇給の幅は何とも言えないよ。
※元も子もないことを言うと
”そういう傾向がある”ってだけで
勤務の状態は実際に働いてみないと
分からない部分が多いかもしれないね。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3TFAWZ+4NW9DE+59V0+609HT)
株式会社 + 事務所立ち寄り型 + 固定給与
このタイプの事業所の勤務に向いている方は
程よく仕事がしたいが病院の給与よりも稼ぎたい
方にお勧めです。
医療法人に比べると業務量はやや多い
働き方は医療法人が経営母体の訪問看護ステーションと大きく変わりはないと思います。
事務所に立ち寄って他職種と連携も取りやすいですし、
人員の確保が十分であれば有給休暇も取得しやすいと思います。
人件費の関係上、一日のノルマがあるかもしれません。
経営は、スタッフにかかるコスト<生み出すコストでないと立ちいかないので
業務の忙しさは医療法人よりも少しシビアな面があるかもしれません。
移動手段は事業所によっていろいろ
事業所の規模によっては、社用車が無い事業所などもあるかもしれませんが、
その分、訪問の範囲が限定的であったり一日の動線管理が行き届いていたりするので
働きやすい側面もあります。
経営の安定感は管理者の手腕に掛かっていることも・・・
スタッフが陥りやすい悪循環としては
”訪問に行っても行かなくても給与が変わらない”
という点です。
制度ビジネスなのでめったなことでは潰れることはないと思いますが、
働かないスタッフが多かったり依頼が少ない事業所だったりすると黄色信号ですね。
実働しなくとも給与が変わらないのであれば怠けてしまうスタッフもいるかもしれません。
そういう意味では、管理側の手腕が試される経営母体と言えるでしょう。
管理がしっかりしていればワークライフバランス良く安定的な給与を得られると思います。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
管理者はほとんど訪問業務に出ない事業所もあるよ
現場スタッフには伝わりきらないけど、管理者のやっている管理業務って
本当に多岐に渡るしスパッと解決できることばかりじゃないから大変💦
やったことがある人にしかわからない悩みや苦悶があるよ。
頑張れ!世の中の中間管理職!!!
利用者の人生を見越した経営設計をしている会社もある
また、会社によっては老健を持っていたりデイサービスを持っていたり
就労支援事業所を持っていたり連携クリニックを持っていたり・・・
と幅広く多角経営をしている会社もあります。
多角的に広げるためには最初は少ない事業で利益を得ていかねばなりません。
その第一歩に成功し、さらに多角的に展開が出来ている会社であれば
将来性は有望だと言えるでしょう。
また、他部署(別業種)への配置転換なども願い出れば行ってくれる会社もあります。
なので、転職先を選ぶ場合は会社全体の規模を見渡して選考すると良いと思います。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
それに、多角経営をしている事業所ではもっと給与が高いところもあるよ。
訪問看護事業以外で収益が上がっている場合はノルマも厳しくない場合もあるしね。
給与相場
給与面は地域差はありますが、都内ではおおむね27万~35万円くらいが相場です。
月の給与が低いところは賞与がある場合が多いです。勤続年数で昇給もあるかもしれません。
総評
- 休みやすさ ◎
- 移動手段 〇
- 忙しさ △
- 給与 △~〇
- 将来性 〇~◎
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
つるかめさん的には、
訪問看護事業以外で事業展開している事業者はとても良いと思うよ。
利用者のさんの人生を多面的に支える地盤を創ろうとしている気概が伝わってきて好感を持てるよね★
それに、訪問看護事業以外での収益のリスクヘッジも出来ている安定経営母体なんだなと思うと安心して長く働けるよね★
株式会社 + 事務所立ち寄り型 + 固定給与+インセンティブ
このタイプの事業所の勤務に向いている方は
より稼ぎたいが、チームの連携も大切にしていきたい
方にお勧めです。
独自のルールがある事業所も
事業所全体のルールで訪問できる時間帯を決めている事業所もあります。
例:①9:30~10:30 ②11:00~12:00 ③13:30~14:30 ・・・・・
これにはいろいろなメリットがあります。
・自分の休みの際に代行者が見つかりやすい
・スケジュールが組みやすくコントロールが行いやすい などなど
管理者がお休みスタッフの代行調整を行ってくれることもあるので休みは取りやすいです。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
頑張れ!管理職!!!
給与の限界値がある
訪問が出来る時間帯を決めていることによるデメリットもあります。
それは、スタッフ側が得られる給与の上限が決まっていることです。
試算すると、
一日6件 60分訪問4,000円 20日勤務/月 = 月収48万円
年収にすると、576万円 ですのでとても良い数字に見えます。
がしかし、
上限値がこの数字です。「毎日・フルで・何事もなく働いた状況で」です。
祝日が続いたり、利用者の入院や中止があったり、流行病で出入り禁止になったりすると
ここからの引き算が始まります。
こういったことに備えて余剰に訪問件数を入れておきたいところですが、
前述の通り訪問できる時間帯は会社で決められているので、
空いた穴が埋まることを待つしかないという状況に陥ってしまいがちです。
※訪問看護ステーション勤務で陥ってしまいがちな落とし穴については過去記事:《特集》理学療法士の転職 訪問看護ステーションの”今” ~転職先として人気な理由と落とし穴~ をご参考にください^^
合わせて、そんな状況に陥ってしまわないための実践的な働き方については過去記事::給与変遷を公開☆ その② 理学療法士の年収の上げ方! をご参考にされてください^^
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
経営者としては
一日の最大の訪問件数が決まっているから
人件費のマックスが計算しやすいというメリットもあるよ。
時間帯が決まっていればお休みの代行調整もしやすいし
管理体制が整いやすい=安定的な経営地盤を築きやすい
ってことなんだね。
移動手段は自転車やバイクのことが多い
事業所によっては、社用車を用意してくれているところもあります。
また、バイクの貸し出しなどもしているところもあるので
先行投資の必要が無く働きやすい形態が整っている場合が多いです。
近隣を訪問範囲としている事業が多いので基本的には自転車での移動が多いという印象です。
給与相場
地域差はありますが、都内ではおおむね30万~45万円くらいが相場です。
ノルマが設定されている事業所があります。
設定した訪問件数よりも多く訪問に行った場合は
超過分が賞与に当てられるという給与計算になります。
事業所によっては、月払いにして翌月の給与に上乗せする事業所もあります。
しかし、あまりにも訪問件数が少ないと賞与が支払われない(借金)になってしまうことがあります。
※過去記事:《特集》理学療法士の転職 訪問看護ステーションの”今” ~転職先として人気な理由と落とし穴~ をご参考にください^^
厳密に言うと借金ではなくて、
「自分が出した利益(訪問件数)ー 自分の人件費」がプラスでないと経営は立ちいかないので
”ノルマに達成するまでの給与(人件費のマイナス)は会社が負担するので、その差額分を稼いだらそれ以降の上澄みを賞与として計算します。”
ということなのです。
総評
- 休みやすさ 〇
- 移動手段 〇
- 忙しさ 〇~◎
- 給与 △~◎
- 将来性 △~〇
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
この借金の考え方に関しては
”入職時に説明されない”こともあるようだよ
「ウチの会社。入職の時に借金の説明なかったんですよ。賞与があるって聞いてたのに、、、」と以前知り合った訪看スタッフが言っていたよ。
つるかめさんが前に働いていた訪問看護ステーションでも似たことを言っているスタッフはちらほらいたよ。
この点は入職する時には要チェックだね。
![](https://www16.a8.net/0.gif?a8mat=3TF5F5+BHSA7M+50+3HJ8WH)
株式会社 + 直行直帰型 + 完全歩合
このタイプの事業所の勤務に向いている方は
自分のスケジュールを管理しながら とにかく稼ぎたい
方にお勧めです。
この運営スタイルはつるかめさんがお勧めするバイトで働くことが一番効率が良い事業所になります。
報酬単価が違う
そもそもの時間単価が4,300円/60分訪問などに設定されている事業所もありますので
ハイリターンで効率良く給与を得ることが出来ます。
その分、訪問件数が安定していないと給与は得られませんが、
直行直帰のメリットを活かして自分の時間を確保しながら勤務を行うことが出来ます。
課題となる安定した訪問件数を確保するためのノウハウは過去記事:給与変遷を公開☆ その② 理学療法士の年収の上げ方! をご参考にされてください。
訪問の時間も自分で決められる事業所もあるのでワークライフバランスも保ちやすいですね。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
つるかめさんが以前勤めていた訪問看護ステーションには
ママさん療法士がたくさん居たよ。
訪問の合間に家事をしに帰ったり夕方の訪問は居れない様に調整したり
自分で調整できるスタイルは子育て世代には働きやすいよね。
休みは取りにくい
基本的に利用者は担当制になっているので自分が休む時には了承を得る必要があります。
管理者も協力はしてくれますが、基本的に自分で調整する必要があります。
訪問件数が減ると給与も減ることになるのでとても休みやすいとは言い難いですが、
振替訪問などで別日に調整する / 土日祝日などに勤務するなどして調整は可能です。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
担当利用者が多くなると休み調整が本当に大変な作業になるよ
利用者(家族)・CM・上司・医療機関に全て連絡を自分で取らないといけないからね、、、
移動手段は自分で用意する
移動手段に関しては、自分で用意することがほとんどです。
メンテナンスも自分で行うので自転車ならパンクなどの費用も自分で捻出する必要があります。
もし車で移動する場合はガソリン代やパーキングの費用も掛かってきます。
しかし、ハイリターンの報酬単価でその分はトントンになるように動線を組めればさほど経費はかかりません。
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
業務に自己車輛を使用する場合、
報酬単価に上乗せして給与計算している会社もあるよ★
給与相場
地域差はありますが、都内ではおおむね35万~50万円くらいが相場です。
この場合でも前項で上げた落とし穴やリスクは伴いますが、
空いている時間に懇意にしてくれるCMなどの人脈を作ったり
利用者の介入日を増やしたり副業をしたりバイトを掛け持ちしたり
時間があればいろいろな選択肢が生まれると思います。
何より、訪問件数の上限が無く設定されている事業所であれば
少し多めに訪問を入れられれば急降下に対してのリスクヘッジをすることが出来る点が
自分のスケジュールをコントロールすることにも繋がります。
※過去記事:《特集》理学療法士の転職 訪問看護ステーションの”今” ~転職先として人気な理由と落とし穴~
《特集》理学療法士の転職 訪問看護ステーションの”今” ~働き方とお金の解明~ をご参照ください^^
昨今では訪問看護ステーションの人員要件見直しの法整備が
現実味を帯びてきています。
看護師:療法士の人員比率を 6:4 にするように看護協会等からの働きかけが強くなってきています。
訪問”看護”の療法士の立ち位置のそもそもの成り立ちとしては、
看護業務の一部を看護師の代わりに療法士が行うというものですので
訪問”看護”で療法士が暴利を貪るようなことがあっては制度設計が歪になってしまいますよね。
制度改定などで単価が下がった時にもろに影響を受けやすく
テコ入れもされやすい事業所だと思うと、このままでは将来性はあまり期待できないと思います。
要するに、働くなら今のうち! ということですね。
総評
- 休みやすさ ×
- 移動手段 △~〇
- 忙しさ 〇~◎
- 給与 ×~◎
- 将来性 ×~△
![つるかめさん](https://dontthinkwell-bootstrapping.com/wp-content/uploads/2023/08/9f0196e8334789f48af4aed2fa40f4a1-150x150.png)
まぁ~つるかめさんの推奨はバイトで働くことだけどね。
仕事全般をこの業態に全振りするのは体力があるうちだけだと思います。
良くも悪くも療法士が目立ち過ぎないような事業所に勤められると良いと思います★
まとめ
訪問看護ステーションについてタイプ別にまとめました。
訪問看護ステーションと一言で言っても、いろいろな働き方があることが分かったと思います。
ワークライフバランスは人それぞれだと思います。
あなたに合った働き方は見つかったでしょうか?
”ノルマ”って何?
記事上でも出てくる 訪問のノルマ って何?ということですが、
よく言われるのが
”少なくとも一日に4件は訪問に行ってね”
という言葉です。
訪問看護ステーションで働く人の一日の人件費は
給与30万円(額面)の給与支給の場合、約1,5000円になります。
会社は雇用しているスタッフの雇用保険なども支払っているので
スタッフへの支払いが30万円だったとしても法人が支払っている人件費は約34万円近くになります。
①34万円 ÷ 22日(月の勤務日数) = 1,5454円/日
になります。
看護師の30分以上1時間未満の訪問単位は821単位(8,210円/回)です。
②人件費割合50%を引くと、1件の訪問で4,105円が会社の利益
になります。
②の利益を一日のスタッフの人件費から差し引いてプラス収支にするためには、
15,454円(一日のスタッフ人件費) < 一日のスタッフの収益
③4,105円 × 3.77件 = 15,475円 ≒ 4件
ということで
一日のノルマが4件に設定されている事業所が多いというわけです。
※諸説あり
ここまで訪問に回れれば借金を負うこともなくなる!
・・・と思います。
※諸説あり
コメント